セミナー

【2022年6月14日開催】TCFD・CDP対応のために学ぶ実践的スコープ1.2.3排出量計算方法セミナー (特別講演)第三者検証/取得の方法について

※このセミナーは終了致しました。

セミナー内容

昨今東証プライム上場企業におけるTCFD提言に沿った気候変動によるリスク情報開示の実質的な義務化、CDP質問書の回答要請が500社から東証プライム1841 社に拡大されたことにより、兼ねてからGHG排出への取り組みを行ってきた業種・業界以外に、多種多様な業界でGHG排出量(スコープ1.2.3)の計算・把握の重要性が高まっております。GHG排出量(スコープ1.2.3)計算は算定範囲の設定やシナリオの設定、省力化の方法等の判断が難しく、複雑な計算を要する内容となっており、どのように計算したらよいか、算定に頭を悩ませている担当者が多いとお聞きしております。本セミナーはTCFD・CDP担当者、その他企業のCSR担当者等実務者の方に向けて、GHGプロトコルに基づくスコープ1.2.3の実践的な計算方法を学べるセミナーとなっております。またセミナーの後半ではスイスに本拠を置く第三者認証機関のSGSジャパン株式会社をゲストスピカーにお呼びして、計算したGHG排出量の第三者検証取得の方法について解説をしていただきます。
本セミナーの第1部では、スコープ1.2.3の算定対象範囲、計算方法、必要な活動量、実践的な算定スキル(スコープ3を中心)、環境省基本ガイドラインとGHGプロトコルの違い等について解説いたします。第2部では第三者検証機関より検証を受ける際の具体的方法等を解説いたします。


講師:Believe Technology株式会社 代表取締役社長 渡邊 信太郎 氏
Believe Technology株式会社 取締役副社長  角田 翔太郎 氏
【ゲストスピーカー】   SGSジャパン株式会社 其畑 裕一  氏

日時2022年6月14日(火)14:00〜16:00
会場ZOOMによるライブ配信
参加費25,000円(税込)
内容第1部.実践的スコープ1.2.3の計算方法 渡邊・角田【14:00~15:15】
1. 排出量算定に必要な事前知識
・GHGプロトコルについて
・サプライチェーン排出量計算が求められる理由について
・実際の算定事例について
・TCFD・CDP・SBT等について
・具体的な算定の手順について
・排出原単位DBの種類とその特徴について

2. スコープ1.2算定対象範囲と計算方法
・スコープ1(自社の直接排出)とは
・スコープ1の算定対象範囲と算定方法
・スコープ2(電気、熱の使用に伴う間接排出)とは
・スコープ2の算定対象範囲と算定方法

3.GHGプロトコルに準拠したスコープ1.2とは
・環境省基本ガイドラインとGHGプロトコルのスコープ1の違い
・環境省基本ガイドラインとGHGプロトコルのスコープ2の違い
・TCFD・CDP対応のためのスコープ1.2とは

4.スコープ3算定対象範囲と計算方法
・スコープ3(スコープ1、2以外の間接排出)とは
・カテゴリ1(購入した製品・サービス)について
・カテゴリ4&9(輸送配送【上流・下流】)について
・カテゴリ5&12(自社由来・販売した製品の廃棄物)について
・カテゴリ11(販売した製品の使用)について
・カテゴリ2(資本財)について
・カテゴリ3(燃料及びエネルギー活動【上流】)について
・カテゴリ6&7(出張・雇用者の通勤)について
・カテゴリ10(販売した製品の加工)
・カテゴリ8&13(リース資産【上流・下流】)について
・カテゴリ14&15(フランチャイズ・投資)について
※環境省基本ガイドラインとGHGプロトコルのスコープ3の違い、TCFD・CDP対応のためのスコープ3、主要カテゴリでは実践的な算定スキルについて解説いたします

5.弊社の算定支援サービスの内容について
・排出量算定支援サービスについて
・e-ラーニング講座について
・第三者検証支援サービスについて
 

第2部. (特別講演)第三者検証/保証取得の方法について   其畑【15:15~15:30】
・SGSジャパンにおけるGHG第三者検証概要説明

第3部.  質疑応答   渡邊・角田・其畑【15:30~16:00】
①スコープ1、2、3についてのご質問
②第三者検証についてのご質問 を30分程度お受けします。

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